3時間勤務で6000円
セレモニー関係(葬儀場)の警備の場合、葬儀の規模や時間帯によって忙しいか楽かが決まります。
お通夜で1勤務。
告別式で1勤務。
と考えてスケジュールを組まれます。
お通夜の警備
だいたい17時から20時ぐらいまでの3時間程度が勤務時間になります。
(規模によって時間は前後します)
親族の方とお坊さんが17時前に来て、続いて車で来る親戚や弔問者の方たちを駐車場内へ誘導するのがメインの仕事となります。
駐車場内は必ずバックで止めてもらうよう誘導します。
(車を出しやすくする為)(再出発の際に見通しが良く事故の確率が下がる為)
しかし、普段からアタマから突っ込んで用事足し→終わったらバックで出発。
という方が多数居る為、最初の1台を必ずバックで駐車させるところがキーポイントであります。
日本人は真似る癖がある様で、最初の一台がバックから止めると、皆さんそれにならってバックから止めてくれます。
20時ぐらいになり人が居なくなったら、葬儀場の責任者に挨拶をして勤務終了です。
立ち仕事って大変そうな印象
だいたい3時間ぐらいなので何とか我慢できるレベルですし、車の出庫と入庫と、施設内をたまに点検し見回るだけの簡単な仕事です。
告別式の警備
告別式は大体10時からが多いので、その1時間ぐらい前の9時から12時を過ぎるぐらいまでが勤務時間になります。
告別式での警備はお通夜の時と比べると少々難易度が上がり、お通夜の時と同じように駐車場を整理し、式場を案内をするのですが、案内ついでに出棺する時に一緒に車で出るかどうかを確認しないといけないからです。
出棺とは霊柩車でご遺体を葬儀場から火葬場へ送る事なのですが、葬儀場の警備の仕事のメイン業務は出棺を無事に行う事と言っても過言ではありません。
1人に確認してる間に車が次々に入ってきて勝手に車を止められてしまうのです。
慣れるまでは大変でしたが、何回か経験するうちに説明の仕方のコツが掴めると思います。
12時になり告別式が終わり出棺の時間が来たら、いよいよ勤務終了の時間が近づきます。
葬儀場の責任者の合図を元に霊柩車が先頭で出発、続いてお坊さんの車、親族の方たちの車の順で退場していただきます。
本来であれば、脇道である葬儀関係者側がよく確認しつつ出発をするべきの交通ルールなのですが、昔からの慣習なのでしょうか。
通行中の方も得に苦情を言いにくるまでもなく、こころ良く譲ってくれます。
出棺が無事に終わり、告別式に来ていた人たちが全員退場しましたら業務終了です。
お通夜と違い多少忙しく緊張する場面もありますが、だいたい3時間勤務で6000円です。
デメリット
お通夜、告別式と給料を合わせたら12000円です。
しかし仕事内容がスケジューリングできるわけもなく、急遽行われるのが葬儀であって、毎日仕事があるわけではありません。
警備員は専業で働いている方や、急遽スポットで働きたいワタシのような方が数名います。
会社は仕事に穴を開けない為にスポット警備員と何名か契約しているのです。
もし、1人だけと契約していたのであれば、その1人が風邪で寝込んだとか、残業を命じられ約束の時間に間に合わないだとかの事態に対応できなくなるので仕方のない事ですね。
ローテーションで仕事を割り当てられるので1ヶ月に数回しか出番がありません。
ワタシは【お通夜の警備員】で月に2~3回、招集がかります。
月に12000円~18000円の収入です。
基本、受身で依頼待ちという仕事ですが、仕事の無い日でも警備会社へ顔を出したり、週に1回くらい電話でお伺いを立てたりと、忘れられないようにするのが得策でしょう。
それによって本業の方のお客様になってくれたりします。
なぜワタシが色々なアルバイトに手を出しているか・・・・
それは人脈を拡げる為でもあるのです。
短時間勤務で稼ぐ!【お通夜の警備員】まとめ
立ち仕事は大変そうという印象ですが、だいたい3時間ぐらいなので何とか我慢できるレベル。
お通夜・告別式ともに3時間勤務で6000円。
急遽行われるのが葬儀であって、毎日仕事があるわけではない。
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